□ 佐々木 友基(ささきゆうき)
□ 愛媛県出身
□ 琉球大学医学部卒業
□ 日本専門医機構認定整形外科専門医
□ 日本整形外科学会認定運動器リハビリテーション医
□ 日本スポーツ協会公認スポーツドクター
はじめまして、この度ご縁があって甲東園の地で整形外科を開院する事となりました。よろしくお願い致します。
心に残っている言葉があります。
「ありがとう。いい医者に診てもらった気分だ」
これは、医者に向けられた言葉ではありません。度重なるトラブルを乗り越え地球に生還したアポロ13号のクルーが、地球上からサポートしたNASAの職員に贈った感謝の言葉です。
宇宙でトラブルに見舞われてから4日目、それまでに続発したいくつもの障害をケアし、地球への帰還を目指した乗組員と地上スタッフ。再突入前に宇宙から届いた最後のメッセージでした。「治す」「寄り添う」ことの代名詞として、医術とはまったく関係のない宇宙飛行船から「医者」という言葉が送られてくる。医師の職責の重さと大きさを、私はこの短い言葉から感じました。
私たちは、当院に来られた方の痛みやつらさが少しでも癒え、自分の脚で行きたいところに行き、やりたいことができる様にお手伝いしていきたいと考えています。
「いい医者に診てもらった気分だ」
甲東園にお住まいの、或いは通勤や通学で甲東園へお越しになるたくさんの皆様に、その様に思って頂けるよう、職員一同真摯に、丁寧に患者様に向き合い、医療従事者として寄り添ってまいります。
痛みなどでお困りの方、不安な方、今まで治らなかった方、どうぞお気軽にご来院ください。
当院について
私は大学医学部を卒業後、病院の勤務医として救急医療やスポーツ整形に携わってきました。そこで得た経験と技術を活かした医療活動を、ここ甲東園で行っていきたいと考えています。しかし、診療所は医師だけでなく、看護師、理学療法士やリハビリスタッフが協力しあって成り立っています。そこで、当院では、医師と理学療法士が講師となって研修を行い、医療知識と技術の研鑽に取り組んでいます。
また、医師とリハビリスタッフが患者様のお身体の状態をしっかり共有し、治癒の状況を確認することができるよう、カンファレンスも定期的に行い、患者様お一人おひとりに、きめ細やかな医療サービスをご提供できるよう努めております。
甲東園のパワースポットを目指そう
しかし、いくら技術が良くても、その技術を有する人間が曇っていると、患者様に対して質の良い医療をご提供することは困難です。
そこで、当院では「甲東園のパワースポットを目指そう」を合言葉に、スタッフが元気に患者様に応接し、お越し頂いた時よりも朗らかな気持ちで当院を後にして頂けるよう、各スタッフが自分なりに考え工夫しております。
かかりつけの整形外科としてお気軽にご利用ください
当院では、診療科目にあるとおり、整形外科・リハビリテーション科を開設しており、首・肩・手足・腰などの痛みやしびれと言った症状に幅広く対応しております。
また、山形で勤務した際、当地のJリーグ加盟サッカーチームのチームドクターを務めた経験を活かしてスポーツ整形に力を入れております。
当院はアプリ甲東2階にあるため、専用の駐車場こそございませんが、甲東園駅から徒歩1分、傘も不要でお越しいただけます。学校帰りの通院にもご活用ください。
医師になるまで、そして、なってから。
私は、父が医師であったこともあり、小さな時からなりたい職業は「お医者さん」と書いて育ちました。医師以外の道はあまり考えたことがなく、医大に進み、卒業後は病院で勤務医として整形外科に進みました。当初は救急治療や外傷の治療を志しており、実際、救急治療の現場で経験を積みました。
勤務先は全国に病院を有する医療法人で、その後、山形県でスポーツ整形と膝の治療を専門的に取り組む病院へ赴任しました。そこで、当時サッカーJリーグのいわゆるJ1で戦っていた地元チームのチームドクターを担当することになり、スポーツ選手の治療やリハビリに携わることになったのです。
高い目的意識を持ちながらも怪我で思うように身体を動かすことができず、それでもなお諦めない選手の方々をサポートすることはやりがいがあり、アスレチックリハビリテーションを実践し、復帰後は、怪我をする前よりも良い状態でプレーできるよう、医師としてさらなる研鑽に励みました。その中で、救急医療だけでなく、しっかり患者様と向き合い、人間関係を築きながら治療していく医療の重要性を改めて痛感し、培ったすべての経験と技術を活かすべく、当院を開院致しました。
当院のこれから
当院では、高い意識をもって患者様に品質の高い医療サービスをご提供できるよう努めております。「西宮の運動器の健康は自分たちが守ろう」「甲東園のパワースポットを目指そう」という自らに課した使命を実現し、地域の皆様に貢献してまいります。医療機関には世話にならないのが一番なのですが、お困りのことがあればお気軽にご来院ください。